俺が馬鹿だった。 元夫からの久しぶりの電話。 かれこれ8年ぶりくらい? いつかこんな日が来るんじゃないかと思っていた。 夢に見たこともある。 8年で現実になったんだ。 私と別れてから少したって件の愛人と結婚。 一児を儲けたものの、昨年末に離婚したって。 奈緒と別れるとき、言われたことが心にずっと残ってた。 諦めるように嫌われるように、ひどいこといっぱい言って傷つけたこと。 本当にごめんなって。 奈緒を守ってあげられなかったこと、申し訳なかったって。 一人になってしばらくたって、ようやく私に連絡してみようと思ったそうだ。 私、当時どんなこと言ったんだっけ? 夜なべして過去の自分を振り返ってみる。 もう忘れてしまっていたことも多かった。 ブログをやっててよかったなと思った瞬間。 思ってた以上に、長い時間をかけて私達は壊れていったんだなぁ。 健気な私、愚かな私。 夫の言葉に一喜一憂していた頃を思い出す。 正直、今でも心が痛い。 夫とやり直したいと私がどんなに思っても、夫には届かなかった。 取り戻せない心、巻き戻せない時間。 疲弊した私も、他所に癒やしを求めるようになり。 最後はもう悲しい気持ちもなくなって、 私たちは別れた。 あの時は、夫だけが悪かったんじゃない。 私も同罪。 そう思ってるけど、 こうして謝ってくれたことについては、 素直にうれしかった。 止まってた時間が動き出したような気がした。 私も悪かったから、もういいのよって。 強がりでもなくそう言えた。