徒然草

なにげない日常のこと。不倫からの結婚、そして離婚。もうすぐ20周年。

2008年09月

出張先にて。 仕事の時間まで1時間ばかり余裕があったので、めっちゃローカルな印象の喫茶店で朝ごはん。 地元のおじいちゃん、おばあちゃんの憩いの場なのか・・・ 皆、スポーツ新聞を片手にのんびりコーヒーをすすっている。 ちょっとうらやましい。 今回は、まったく別案件だけど、目的地が同じだったので、彼氏と同行することにした。 同じ時間のフライトでも、飛行機はJALとANAで別移動。 夜も別行動。 彼は午前4時を過ぎた頃に、ようやくご帰還。 お客さんに連れられてクラブを3件はしごしたとかで、ずいぶんご機嫌な彼。 私は、変な時間に起きる癖がなかなか抜けなくて、ちょうどパソコンに向かって仕事をしていた。  起きてたの?  ううん。寝てたけど、ちょっと前に起きたの。   そういえば今夜は、変な夢を沢山見たような気がする。 決して楽しくない夢。 彼のことを、待っていたからか。 私は、彼とのこの関係を、本当のところ、どう思っているんだろう。 ゆっくりした朝の時間。 ひとりで、ぼけーっとしながら、考えている。 ふたり一緒に過ごす時間を、もっともっと重ねたら、見えてくるんだろうか。 それとも、分かっていて、気付かないふりをしているだけ? 沈みかけた船・・・。 最初から船底には穴が空いていて、それが必然なのかもしれない。 それとも、船には問題がなくても、私の技量では乗りこなせないだけなのか。 荒波の中、出かけていって沈めてしまうような自滅型なのかも。 そんなことを考えていたら、そろそろ約束の時間だ。

別の人を愛したら、陽一郎さんが遠くなる。 思えば、私は、いつだって、そうやってを「別れ」乗り越えてきた。 船が沈みそうになれば、沈みきってしまう前に、別の船に乗り換える。 最初は様子を見ながら軽く付き合って。 新しい恋人が、私に夢中になるように仕掛ける。 その過程は、エキサイティングで、わくわくする。 ハンターか何か、そんな気分。 そのうち、私も、夢中になる。 ある日突然、その瞬間がやってくる。 少し前、彼からの電話を切った後、それは唐突に訪れた。 もう、私、陽一郎さんを追いかけなくてもいいんだ。 そう思ったら、ふっと肩の力が抜けた。 そして、ますます新しい恋人が愛しくなる。 人間って、そう簡単には変わらないもの。 私は、ちっとも変わっていない。 行動パターンも同じ。 ただひとつ決定的に違うのは、もう他の人とする「結婚」はいいや、って思うこと。 この先、もっと歳を取ったら、やっぱりひとりが寂しくなることもあるかもしれないけれど。 私が、本当に結婚したいと思ったのは、きっと陽一郎さんだけ・・・だった。 今は、そんな気持ちも消えてしまったけど・・・ それだけは、いつも忘れないようにしよう。 陽一郎さんを追いかけていた毎日に比べたら、今は、なんて幸福なんだろ。 愛しい人の存在が、私にとってはパワーの元。 恋愛でつまずくと、すべてを無くしたような気分になる。 その反面、恋愛がうまくいくと、それ以外のことも、全て○になる。 新しい恋は、まだ始まったばかり。 彼のこと、真剣に好きになったのに、その気持ちを言葉にして伝えられないでいる。

昨夜は、本当にもう・・・限界まで疲れて帰宅。 いつもの帰り道が長かった。 特に何が大変ってわけじゃないけど、日々の積み重ねが体に来ている。 前夜も出張から帰ってきて、22時から0時過ぎまで打ち合わせ。 やるべきことと考えなきゃいけないことが沢山あるからか、眠りが浅い。 体は寝ても、頭は起きているような感覚で疲れが取れにくいのだ。 今の仕事は好きだから、こうして無理もできるのかな。 ひとりじゃないし。 自宅に戻れば、ひとりだけど。 こういうときは、ひとりの方がありがたいことに気付いた。 とりあえず、お化粧だけ落として、そのままベッドに直行。 30分仮眠を取ってから、歯を磨いて、コンタクトを外した。 お風呂に入る気力はなくて、ふたたびベッドへ。 うーん、久しぶりによく寝たなぁ。 最近は、休日に働くことも多いから曜日の感覚がなくなっているけど、今日から2日は完全にオフだ。 台風一過、友達と小旅行に出かけよう。 たまには息抜きが必要。 のんびり海を見て、頭をリセットしたい。 Workaholicな彼は、週末も半分仕事のゴルフだとか。 彼ほど仕事が好きな人って見たことない。 優先事項のトップは仕事。 その次でよければ、俺と付き合ってみないか?・・・っていうのがスタンス。 実際に、彼の仕事ぶりを見てきた私としては、歴代の彼女たちのフラストレーションは相当なものだったんじゃないだろうかと思ってしまう。 3か月くらいしか関係が続かない・・・というのも納得。 彼の場合、予定なんてあってないようなもの。 数時間後のデートも、優先度によってはドタキャンされるだろうし。 私は、彼の抱える仕事、それぞれの優先度をそれなりに理解できる立場にいるけど、そうでもなければ、たぶん「ありえない」と思うかも。 私は、彼とプライベートな約束は基本的にしない。 あるのは仕事のスケジュールだけ。 明日の予定どころか、当日の予定もはっきりしない。 こういうのも、珍しいかもしれないな。  俺たちお互いに「付き合おう」みたいな告白めいた瞬間ってなかったな。  なんとなく、ずっとこんな関係が続くような気がする。 先日、出張先のホテルで彼がつぶやいた。  そう?  だったら、いいのに。   私から彼にキスをした。 でも、正直言って、彼とは先が見えない。 ずっと・・・と言ってくれるのはうれしいけれど、私は今しか見てない気がする。 今は、彼のことをとても好きだから、一緒にいたい。 今の積み重ねが、いつか明日を変えるんだろうか。

彼に会いたいとき、自分から会いたいと言えない。 いや、言えることは言えるんだけど・・・。 必要以上に気合いが入ってしまって、ちっとも自然じゃない。 たぶん、これってひとつ前の恋愛の後遺症のようななものなんだろう。 会いたいって伝えるのは、なんていうか・・・神経がすり減っていく感じ。 むしろ、ストレートに、セックスしたいって言う方が気楽。 なんでかな。 私が言うところの「会いたい」の目的は、セックスだけなのか、そうじゃないのか。 自分でも、いまいち分からない。

離れがたい思いが重なって、先週は丸4日間一緒にいた。 始まりは、いつもこんな感じ。 陽一郎さんのいる町に私がひとり取り残されそうになったとき、彼がなんて言うか・・・自分の中で賭けをした。  一緒に来るか? そう聞いてくれて、安堵した。 もう少しだけ一緒にいたい。 昼間どころか深夜までほとんど仕事だけど。 結局、陽一郎さんには、連絡しなかった。 私的には、ありえないことのような気がした。 いつもとは逆方向。 終点は博多。 駅に着いて、タクシーに乗り込んだら、逃げ切れたような気がした。 目的もゴールもない。 ふたりにとっては今だけがすべて。

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