徒然草

なにげない日常のこと。不倫からの結婚、そして離婚。もうすぐ20周年。

2008年05月

離婚届けは、夫が一人で区役所に出しに行ってくれた。 後日、離婚届けを受理しましたよ通知が、区役所から届いた。 なんでも、配偶者に無断で提出してしまう輩がいるので、そういう事態が起こったときに、素早く対処するため・・・なんだとか。 なるほど・・・。 でも、私たちの場合は、協議離婚で円満解決なので、その点は問題なし。 こういう書類を目にするときは、感傷的になったりするものか・・・とも思ったけれど、一切そんなことなかった。 結局、時間をかけて、よかったような気がする。 もう、私たちの結婚はダメなんだって、きっちり納得できたから。 そして、これからの人生について、覚悟もできた。 失さないと得られないもの。 きっと、あるはず。

 せっかく休みを取ったんだから、ちょっと遠出しない?。 彼のリクエストで向かった先は都心からほど近い温泉リゾート。 私は大阪、彼は東京から、それぞれ新幹線に乗った。 出張帰りだから、私も彼も普通にお仕事スタイルで、どうみても、リゾートに向かう格好じゃない。 旅館じゃ明らかに「浮く」だろうけど、ま、ホテルならおかしくないだろう。 温泉と暖炉、Dinnerはフレンチorお寿司というなんとも和洋折衷な取り合わせ。 タクシーの運転手さんによると、ここのお客さんは、皆ほとんど外出しないでホテルにこもっているそう。 平日なのに、けっこうお客さんがいて驚く。 しかも、外人さんが多い。  平日の、しかも週の真ん中なのにね。  みんな何してる人たちなんだろうね?  なんて、話している俺たちこそ、何してるの?って話だよ。 こんな場所なら、できれば、2泊くらいゆっくりしたいところ。 でも、いつも忙しい陽一郎さんのこと。 出張に1日プラスしてお休みを取るだけでも、かなり頑張ってくれたんだろうな、と思う。 ずっとタイミングが合わなくて、すれ違ってばかり。 この機会が無理なら、来月、仕事が一段落したら、プライベートで行くから。 なんて、言ってくれてたけど、なんとか私も休みを取れた。 そのために、かなりハードスケジュールで出張先からとんぼ返りになったけど・・・・ そんなこと、どうってことない。 夜遅く、別々にチェックインして、次の日も、お昼前には出なくちゃいけない。 重いカーテンを閉めて、朝日が入らないようにした。 ずっと夜が続けばいいのになんて思うから、あんまり眠れない。 名残惜しいくらいで別れるのが、私たちの流儀。 「じゃあ、元気で」 そう言って手を振る彼に、私も笑顔で「じゃあね」って言わないと。 ・・・ こんな、出来すぎた「不倫」。 罪悪感なんて持っていたら、とうていできないと思う。 自分中心に考えればこそ、成り立っている。 私は、陽一郎さんのことになると、人を傷つけるであろうことも平気でしてしまう。 その辺の感覚が麻痺してしまうようだ。 でも、彼は、非日常を楽しんでも、日常を疎かにするような「ボンクラ」な男ではない。 そして、、私にできるのは、彼の非日常・・・ちょっとした冒険だったり、遊びだったり、を一緒に演出することぐらい。 それ以上を求めなければ、私の存在が、彼の家族に知られるようなことは、まず、ないだろうと、安心している面もある。 もちろん、絶対にばれない保証なんてないけど。

あなたがいてくれて、ほんとによかった。 忙しいなか、時間を割いてくれてありがとう。 私にとっては、あなたの存在そのものが幸せ。 今度いつ会えるか分からないけど。 私は私で、元気でがんばっていくから。 心配しないでほしい。 ・・・ 伝えられない言葉が沢山ある。 私が素直に言えるのは、 「ありがとう」だけ。

同じ会社の同僚さん。 御歳53歳。 同僚っていっても、どちらかというと、私の父親に近い世代。 深夜、チャットで仕事の話をしていると、 いつのまにか脱線してしまい。。。 私の恋愛傾向を分析してくれた。  奈緒さんは、男から見たら、  ちょっと難しいなという感じが  あるのかな、と思います。  普通の、ごく平均的な安定した  家庭生活を望む男にとっては、  近寄りがたいイメージ。  寄ってくるのは、いわゆる  自信家タイプ。  奈緒さんって、しっかりしてて  男に甘えるような素振りは一切  見せないんだけど、かといって  男を支配するような女社長  タイプじゃあないでしょ?  心の中では支配されたいって思ってる。  男の目にはそういうふうに、見えるのよ。  でも、奈緒さんを支配するのは 難しそう。。。  結果、自信のある男だけが  近寄ってくる。  そんなことない?   うーん、、、 かなり当たっているかも。 彼の言うように、私を支配するのが難しいかどうかは分からないけど・・・ 私が、過去「この人の心を手に入れたら、他は何にもいらない」なんて思いつめるほどに惚れた男性は、3人だけ。 確かに皆、揃いも揃って自信家だった。 彼曰く・・・    安定が幸せな人もいれば、そうじゃない人もいる。  奈緒さんは、後者じゃない?  退屈しちゃうんでしょ?  結婚向きとは言えないよねぇ。  よく結婚できたね。   だそうな。  分析して傾向が分かったら、対策を練らないと。 私が、そう返事を返すと・・・ 彼は、ここまでは無料だけど、対策は別料金だ!と言ってきた。 商売上手め。 一般的にはリスクの高い、退屈とは無縁の恋をしていることを、彼に打ち明けてみようかな。  

お友達の結婚式に参列。 男泣きの新郎さんの姿を見て、思わずもらい泣き。 長年の不倫から、足を洗って伴侶を見つけた新婦。 あ、違うか、伴侶を見つけたから不倫関係を清算したんだっけ。 別れ話を始めて、二人で朝まで泣いたという彼女。  これから、彼にちゃんと清算したってことを伝えようと思う。  長く付き合った人だから、やっぱり寂しいけれど・・・。  もう、終わり。 うん。彼女なら、大丈夫だって気がした。 そして、今日、幸せそうな新郎新婦とそのご両親を見ていると、結婚とか家族って、やっぱりいいもんだなぁと思った。 こんなふうに、大勢の友達や親族の見守る中で、愛を誓った日のことを忘れないでいれば、きっとこの先、壁にぶつかったときも、乗り越えて行けるんじゃないかな。 そうであってほしいなと心から思った。 幸せそうな人たちを見て、私もHappyになった一日。 私にも愛する人がいて・・・ そのことが、なぜかすごく幸せ。 どんなに遠くても。 今夜、会えなくても。

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