徒然草

なにげない日常のこと。不倫からの結婚、そして離婚。もうすぐ20周年。

2007年09月

やることが沢山あると、どうにも頭が冴えてしまって眠れなくなる。 最近、仕事が佳境に入っていて慢性的に睡眠不足。 たまには早く帰ろうと思うけれど、なかなか・・・。 昨日は久し振りに、日付が変わる前に帰宅できたけれど、 家でタラタラ経費精算をしていたら、いつのまにか午前1時。 ちょうど一息ついた頃、携帯がなった。 こんな時間に電話してくるのは、ここ最近はあの人しかいない。 私が、すぐに電話に出ると、 「なんで、こんな時間に即効電話出るの?」って笑われた。 そっちがかけてきたくせに・・・。 二人、電話では、決まって「しょうもない話」をしている。 彼が私を笑わせて、私も彼を笑わせる。 時間が逆戻りしたような感覚。 でも、私は、いつも無理をしている気がする。 彼に会う前は、もっと余裕があったのに。 私は、彼と一緒に撮った写真を未だに一枚も捨てられない。 もらった手紙も、全部・・・。 私の誕生日をうっかり忘れていた彼が、乏しいお給料の中から、 無理して買ってくれた指輪。 去年、ようやく手放した。 モノの方が簡単。 彼に2度と会えないなんて、今まで一度も考えたことがなかった。 いつも、どんなに離れていてもいざというときは彼を頼っていた。 夫の浮気を知って、眠れないまま朝を迎えた日、 誰かに話を聞いてもらいたかった私は、気がつくと、 彼に電話をしていた。 こんな場面で、本当は一番頼ってはいけない人だと思いながら・・・ それからの辛かった時期、ちょくちょく電話やメールで 元気付けてくれたのは、他の誰でもない彼だった。 それも、もうずいぶん前のことみたいだ。

夫は、嘘が吐けないから、グレーはない。 私が感じる不信は、確実に黒だ。 夫をそうさせてしまった私にも問題があるんだろう。 会社を変わっても、気付くと私は、また仕事に没頭していた。 軸足は家庭じゃなくて職場にあった。 ずっと理解ある男を演じていたらしいから、彼も大変だったのかも。 私には何も言えず、余所に癒しを求めたのかな。 私は、夫との関係では、自分を変えられなかったけど、 今振り返ってみれば、その必要はなかったんじゃないかと思う。 ありのままの私も、そう悪くないはず。 一つ、反省点を挙げるとしたら・・・ ずるずると元彼を断ち切れなかったこと。 もし次、誰かを本気で好きになったら、今度こそ・・・ そんな人に出会えるといいのに。 私と元彼は、お互いの心の隙間を埋めるように、 少し近付いただけ。もう二人で歩く未来なんてない。 彼との距離を縮めても、辛い時間が増えるだけ。 さすがに、それくらい分かっている。 素直に会いたいと言える、そんな当たり前の恋がしたい。

6月以降、私も夫もお互いに出張が続いて、 たまに東京に戻っても、ほとんど1人だった。 夫が本当に出張なのか、新しい別宅にいるのか、 その辺りは定かではなかったけれど、 私には、もうどちらでもよくなっていた。 私も、出張を利用して元彼との情事を楽しんでいるのだから、 お互い様だと思えたし、この生活に不満はないと思っていた。 だけど、私は、不安定になってしまった。 夫と一緒にいるとイライラしてしまう自分に気付いた。 家にいて安らげない。 元彼からの一本の電話で救われるレベルの、 些細なイライラで、私はため息をついて 夫にあたり散らしていた。 自分でも、これは私のわがままだと分かっていて、 それでも、自分を止められなかった。 そんな私に耐えきれず、夫が離婚を切り出すのではないかと、 少し、それを期待していたのだろうか。 積極的に、夫との関係を壊していたのは、私・・・。 それでも、夫は私から「離婚したい」と言わせたかったのか、 奈緒次第だと言い続けていた。 私は、尊敬できる人の妻でいたかった。 これが、正直な気持ち。 うまくいくとかいかないとか、 そんなことはどうでもよくて、 私が求めていたのは、 そんなシンプルなもの。 そんな叶わない願を、 ずっと持っていたなんて。 夫と別れても、元彼とは切れない。 今はまだ彼が必要。

結婚したときは、彼こそ人生を分かち合うパートナーだと信じていた。 夫とすれ違って二人の歯車がうまく回らなくなってからも、 元彼と会うようになってからも、 まだ、心のどこかで、そう信じていた気がする。 二人の絆を信じていた気がする。 決定的なことはきっと何もない。 いろんなことの積み重ねがあって、その結果、 私は、この先ずっと、夫を尊敬できない自分に気付いた。 もう、これ以上、彼と人生を分かち合えない。 苦しいときに、支え合えない。 本当の私は「結婚」を大切にしたい。 それが分かったから、 夫と離婚することに決めた。 夫と出会えたことも、結婚できたことも、 私にとっては、よかったと思っている。 夫と一緒にいて幸せだったことは、 ずっと覚えていよう。 これから忙しくなる。。。

彼のことを追いかけてはいけない。 何度も自分に言い聞かせている。 彼からも再三言われた言葉。 女は、男に追わせてなんぼ。 自分から追いかけたらいかんのよ。 だって。 私は、基本的に自分から追いかける方が好きなんだと思う。 追いかけて、彼を振り向かせて夢中にさせる・・・ そこまでの過程に情熱をかける傾向があるみたい。 どちらかというと、そういう部分は男っぽいのかもしれない。 先日、出張で彼の住む町に行くことが決まり、私が「時間ある?」 って聞くと、彼は「食事は付き合う・・・」と言ってきた。 食事の後も、彼が追いかけるなと言うから、 私は彼をホテルの部屋に誘わなかった。 最上階のバーまで誘っておいて、そのあと、 ロビーまで見送って「じゃあね、おやすみ」と手を振ってやった。 そして、振り返りもせずにエレベーターに乗った。 その夜の私は、かなりやせ我慢をしてた。 でも、「追いかけない」効果はてき面だった。 別れてすぐに彼からメールが来たし、 翌日から私が東京に帰る日まで、 彼は文字通り「追いかけて」くれた。 彼も忙しい男だから、会えても1日だけだろうとふんでいたのに、 出張中、結局毎日会っていたから驚きだ。 彼とのセックスは、駆け引きも含めて、そう、とても、楽しかった。 彼とのセックスが麻薬なのは、不倫だからじゃない。 「次」があるのか定かじゃなくて、 これが「最後」になるかもしれないと思う・・・ その切なさ、危機感こそが麻薬のように作用する。 ま、不倫だからこそ、そういう状況になっていると、 言えなくもないけど。 体に悪いというのは、確かにそうかもなと思う。 案の定、東京に帰ってからの3日間は、毎晩泣いてた。 涙だけは限りなく出てくるのに、答えは出ない。 「元気を出して」のメールの続き、彼は次の約束をくれた。 これっきりじゃないのは、うれしいけれど、 また会えば、同じように最悪の3日間が待っている。 仮に週一で会える環境なら、泣かないんだろうか。 私はそれを望んでいるんだろうか。 仕事も大変な時期、あまり彼のことばかり考えていられない。 とりあえず、私が追いかけるのは止めよう。

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