徒然草

なにげない日常のこと。不倫からの結婚、そして離婚。もうすぐ20周年。

2007年08月

今回、彼と会って楽しめたのかどうか、ずっと考えていた。 時間を切り取ってみれば、楽しかったといえなくもない。 約束の場所で彼を待つ時間。 彼が現れたその一瞬。 隣で寝ていた彼が、明け方、目を覚まして、 そっと私を抱き寄せた瞬間。 でも、別れの時間が近づくと、会話が途切れがちになって・・・ 私は無理やり話題を振って、会話を繋いだ。 帰り道は、ずっと涙をこらえて歩いた。 理由は分からないけれど、私は彼と会うと、 それからしばらく凹んでしまう。 号泣はいつものこと。 前に、失恋したような気分になるって書いたけど、 今回はちょっと違うような気がする。 もう会わなければ、こんな涙もない代わり、 心が震えるような幸せな瞬間も味わえなくなる。 そう思うと、やっぱりどんなに泣いても、 これが必然なんかと思えてくる。 泣かないためには、どうすればいいのか。 いつのまにか私は、そんなことをまじめに考え始めていて、 自分でも、どうしたんだろうと思ってしまう。 そもそも、なんで泣いているのかさえ分かっていないのに。。。 解決策があるとも思えないのだけど。 それに、そんなことを考えてしまう自分はやっぱり好きになれない。 彼と別れた日、海外出張で不在だった夫が3週間ぶりに帰ってきた。 夫はそのまま最終の新幹線で名古屋に行くという。 私も、ちょうど翌日から1週間ほど出張で留守にするというと、 とりあえず、晩飯でも行こうということになった。 新幹線の時間まで、1時間とちょっと。 夫と会うのは、かなり久しぶりのような気がした。 夫がいない間、私は元彼と会ってた。 夫の顔を見ても、罪悪感はなかった。 それどころか、逆に晴れ晴れした気分。 まるで何事もなかったみたいに、 今年の夏どこに行こうなんて旅行の相談をして・・・ このまま夫の妻でいること。 元彼に恋をすること。 両立するのは簡単だ。 私は、それを望んでいる? 本当に? 自分に問いかけて、答えを探している。 彼の前で、嘘つきな自分でいるのに疲れたとき。 夫とのいい加減な関係に嫌気がさしてきたとき。 すべてをリセットしたい衝動にかられる。 失うもの、得るもの、どちらが多いかな。

彼との旅は、現地集合現地解散。 彼と別れて、ひとり空港に向かうバスの車中。 彼からメールが届いた。 「いつも最後は愛想無しでごめんなさい。」 へぇ。なんだ、わかってんじゃん。 無意識で無愛想になってるのかと思ってた。 確信犯なのか!? 私は強がって、そんなの気にしてないよ的な返事を送った。 現実(結婚という制度)は、そんなに良くない。 たまに会う関係だから、たぶんずっと幻を見ていられる。 彼の言葉に、私も同意。 でも、たまにってどれくらいだろう? 仕事がらみじゃなくて、純粋に「会う」ためだけの時間を作る。 それは、なかなか難しいと思う。 でも、私は彼に会うための努力を惜しまないはずだ。 仕事や家庭のストレスを忘れるために、私は彼を利用している。 彼もまた、何らかの目的で私を利用している。 お互いに利用価値がある限り、この定期便を続けることになりそう。 「奈緒、今は幸せ?」って聞くから・・・ 私は、「そこそこ幸せ」って答えた。 彼にも聞いてみた。 答えは、私と同じ。

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