徒然草

なにげない日常のこと。不倫からの結婚、そして離婚。もうすぐ20周年。

先日、夫に気持ちをぶつけてから、 どうにも元気が出ない。 「今日はどんなに遅くなっても帰るから、待っててね」 そんなメールが届いた。 実は数ヶ月前から、私と夫は別居している。 もう一緒にいられないと、出て行ったのは彼の方だ。 私は、どうにか一緒に暮らしたいと思ったのだけれど、 そのときは、二人とも感情的になっていて・・・ 結局のところ、しばらく離れたほうがよかったのかもしれない。 私は、一人になってしばらくは呆然としていた気がする。 何が悪かったのか・・・、原因は私にあると思い自分を恥じた。 それから、どす黒い怒りの感情が芽生えた。 精神的に追い込まれてしまったのか、眠れない毎日が続き、 会社でも同僚に指摘されてしまうほど痩せてしまった。 でも、自分をかわいそうだなんて、思いたくない。 自ら招いた結果だ。ちゃんと受け止めなくては。 そう思って、仕事は休まずに続けた。 でも、そのうち職場でも私は感情をコントロールできなくなり、 会社を早退して、そのまま病院へ行った。 お薬をもらって、ようやく眠れるようになった。 少しずつ、元気が出てきた。 そして、もう一度会社を辞めること考えた。 もう、私の体調がよくないことは、周知の事実だったようで、 上司にも同僚にもずいぶん心配をかけてしまったみたい。 仕事を辞めたのは、必然だったような気がする。 後悔はない。 別居後も、夫とは、週に一度くらいは会っていた気がする。 夫は、私を心配したのか不憫に思ったのか、 別居後も離婚をせかすことはなかった。 それどころか、旅行にも誘ってくれた。 夫が出ていって、最初は混乱していた私も、 そんな夫の態度と、会社を辞めて時間に余裕ができたことで、 少しずつ、冷静になれたような気がする。 体調も上向きになってきて、料理もするようになった。 「離婚する」 それは、私たち夫婦にとっては簡単なことなんだと思う。 でも、本当にそれでいいんだろうか・・・。 私には、遣り残したような感覚があった。 そして、それよりもなによりもまだ夫のことが恋しかった。 私は、今の自分の気持ちを夫に伝えた。 できるだけ、冷静に話したつもり。 夫の気持ちは、本当のところ分からない。 でも、「愛していない」と言い切ったあの頃と、 今とでは、私への想いは変わっていると言う。 そして、それは夫の態度からも良く分かる。 私たちは、やり直せるだろうか。 今日、夫が帰ってきたら、私はどんな顔をするんだろう。 泣くだろうか、笑えるだろうか。 できたら、もう涙はみせたくない。 ここで、こうして今の私をさらすことで、文字にしてみることで 強くなれる気がする。不思議なものだ。 朝から、ずっと元気が出なかったけれど、 洗濯をして、ベッドのシーツを取り替えた。 (働いたのは、ほとんど全自動洗濯機だけど・・・) 私は、夫を必要としている。 そして、その気持ちは、きっと夫にも伝わった。 今はそれでよしとしよう。

深夜、目が覚めた。 草木も眠る・・・丑三つ時、っていうやつだ。 頭がズキズキ痛んだ。 もう、眠れそうにない。 窓を閉めたまま寝ていたらしく、嫌な汗をかいていた。 そっと、ベランダに出てみた。 ベランダからの見る風景は、なかなか見ごたえがある。 ぼんやり夜景を眺めながら、風にふかれていると、 少し気分が落ち着いてきた。 ソラナックス(安定剤)と頭痛薬を飲んだ。 これで、ひとまずOK。 私は、焦っているのだろうか。 どうして不安なんだろうか。 何におびえているのだろうか。 もうなるべく考えないようにしてきたのにな。 体は正直にできていると思う。 ここからは昨日の続き・・・・・ 私が衝撃を受けたのは、夫の一言だった。 「今はもう愛してない」 私は、夫にはっきりとそう言われた。 夫は泣いていた。私も泣いた。 今まで、けんからしいけんかもせずにきて、 いきなりこれだ。 それからは、坂道を転がるように何もかも上手くいかなくなった。 夫から愛されること、その心地よさがあってこそ、 何もかも楽しくて、私は私でいられたんだと思う。 私は、いつからか夫を愛していなかったのかもしれない。 そばにいるのが当たり前の存在になって、 愛情を伝えることすらしなくなっていたんだろう。 たしかに、夫との間に燃えるような恋愛感情はなくなっていた。 夫は、そうではなかったのに、私は冷めてしまっていた。 そんな私に、夫はずっと傷ついていたのだと思う。 「他の人を愛している」そうは言わなかったけれど、 私は、勘のいい女だから、夫の嘘くらい見抜けてしまった。 ・・・・・・

今日は、なぜかとめどなく涙が出てしまう。 夫は時間をみつけて電話をくれるけど、 涙声に気付かれないか気になってしまう。 結局のところ、私は、まだ不安定なんだと思う。 昨日は、思い切って夫に気持ちをぶつけた。 夫は、私が望んでいた答えをくれるたのに、 それで楽になるかと思ったら、実はそうではなかった。 そのことにショックを受けているのかな。 こうして文字にすることで、冷静になりたい。 ならなければいけないと思う。 私は、いつからか、夫と一緒に暮らしながら、 一人の時間を必要とするようになっていた。 彼が出張で2週間いなくても、寂しいと思わなくなっていた。 そんな私の態度に、夫が気が付かないわけはなく・・・ 私たちは、もう「夫婦」とは呼べないような二人になっていた。 もちろん、私だって危機感は感じていた。 なんとかしないと取り返しがつかなくなるような、 焦りもあったような気がする。 ストレスを失くすことと、何かきっかけが必要だと思った。 「もう仕事は辞めようと思う」 夫もそれには大賛成で、私は仕事を辞める時期を考え始めた。 でも、ちょうど新しいプロジェクトに入ったところで、 会社に辞意を伝えることを先延ばしにしてしまった。 仕事は、ストレスフルで大変だったけれどその分、 とても面白かったから。 そして、いつのまにか家にも仕事を持ち込むようになり、 休日も出勤するようになり・・・ たまに早く帰ってきたときも、一人で休みたかった。 私のせいで、セックスレスが続いた。 夫も最初のうちは、「仕事、お疲れだね、いつ辞めるつもりなの?」 「もう、ずっとセックスレスだね」なんて笑ってくれていたから、 私は、その笑顔に甘えてしまったんだと思う。 衝撃は、すぐそこに迫っていたのに。 その頃は、まだ気が付かずにいた。

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